どうも、AMDファンのパソこん0(@pasofox)です。
スト6やアーマードコア5など次世代ゲームを高画質で遊びたい!と思いつつも、グラボが高いのが悩みどころ。
そこそこの金額で高性能のグラボはないものか…
といったユーザーの声に答えるグラボがAMDのミドルハイクラスGPU「Radeon RX7700XT」
安いモデルで7万円台で買え、WQHD解像度にフォーカスしているため、高フレームレートでゲームを遊べます。
そこで本記事ではRX7700XTについて、性能・ベンチマークとおすすめゲーミングPCを紹介します。
Radeon RX7700XT搭載のおすすめゲーミングPC
Radeon RX7700XTを搭載したおすすめゲーミングPCを5つ紹介します。
カッコ良いホワイトケース|G-Master Velox II Intel Edition

CPU | Core i5-13400F |
GPU | AMD Radeon RX7700XT 12GB |
メモリ | 16GB DDR4-3200 8G×2枚 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
金額 | 222,200円 |
- ストレージが安心の1TB
- フルHDで高いフレームレートを出せる
- 20万円前半でミドルハイ性能のPCが買える
- CPUをCore i5 13500にアップグレード
- メモリを32GBに増設
- ストレージをGen4対応のSSDに交換
美しい白いケースと高いパフォーマンスを兼ね揃えたG-Master Velox II Intel Edition。
CPUに13世代Core i5を搭載しており、10コア16スレッドで高い処理能力があります。
ゲームにおいてはフルHD環境なら、ほぼ全てのゲームでフレームレートでプレイ可能。
見た目と性能の両方を求める人におすすめです。
美しいPCなのでインテリアの邪魔になりません!
ミニタワーコンパクトPC|GB5A-A231/B

CPU | AMD Ryzen5 7500F |
GPU | AMD Radeon RX7700XT 12GB |
メモリ | 16GB DDR5-4800 8G×2枚 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
金額 | 197,700円 |
- 置き場所に困らないコンパクトケース
- 最新GPU搭載PCを20万円以下で買える
- CPU・GPU共にAMDで構成
- CPUクーラーをオリジナル水冷モデルに交換
- メモリを32GBに増設
- ストレージをGen4対応のSSDに交換
GB5A-A231/Bはミニケースを採用したミドルクラスPCです。
最新Ryzen5を搭載し、価格は20万を切るハイコストパフォーマンスを実現。
フルHDはもちろんWQHD環境でも安定したフレームレートで遊べます。
スト6のような次世代ゲームでもガンガン遊べるPCです。
小さくても性能はパワフルなゲーミングPCです!
【おすすめ】エフェクトがカッコ良いLEDゲーミングPC|FRGBLB650/77

CPU | AMD Ryzen7 7800X3D |
GPU | AMD Radeon RX7700XT 12GB |
メモリ | 32GB DDR5-4800 8G×2枚 |
ストレージ | 2TB M.2 NVMe SSD |
金額 | 289,800円 |
- RGBファンによる圧倒的存在感
- ゲームに強いAMDのCPUを搭載
- 水冷クーラーが標準搭載
- 特になし
RGBファンがゲーミング感を演出するFRGBLB650/77。
Ryzen7 7800X3Dを搭載しているため、よりゲーム向けの構成で作られています。
APEXなどの人気ゲームで高いフレームレートを出せるため、240Hz対応の高リフレッシュレートモニターで遊べます。
冷却性能も高いため、画質を上げて遊びたい人におすすめ。
この性能で30万円切りは安い!
WiFi6に対応したデスクトップPC|arkhive Gaming Custom GC-A5R77M

CPU | AMD Ryzen5 7600 |
GPU | AMD Radeon RX7700XT 12GB |
メモリ | 16GB DDR5-4800 8G×2枚 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
金額 | 289,800円 |
- 最新AMD CPUを搭載
- WiFi対応のため好きな場所へ設置可能
- 高速のGen4規格SSDを搭載
- CPUクーラーをRGBファンのものに交換
- メモリを32GBに増設
Ryzen5 7600を搭載したarkhive Gaming Custom GC-A5R77M。
ミニタワーサイズのケースを採用しており、WiFi6にも対応。
置き場所にも困らないため、子供部屋にも設置しやすいモデルです。
DDR5メモリやGen4規格のSSDを採用しているため、高速処理でストレスゼロ。
ゲーム以外でも使用したい人におすすめです。
好きな場所に設置できるため場所を選びません!
価格重視の最安値PC|LEVEL-M7P5-R45-TEX

CPU | AMD Ryzen5 4500 |
GPU | AMD Radeon RX7700XT 12GB |
メモリ | 16GB DDR4-3200 8G×2枚 |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
金額 | 154,800円 |
- 10万円台で購入できる
- クールでスタイリッシュなケース
- HD環境なら大体の人気タイトルを遊べる
- CPUクーラーをRGBファンのものに交換
- メモリを32GBに増設
15万円台で買えるLEVEL-M7P5-R45-TEX。
RX7700XT搭載のPCでは最安値モデルです。
デメリットはCPUの性能が低いため、RX7700XTの性能を全て引き出せない可能性はあります。
とはいえフルHDなら大体のゲームで十分なフレームレートを出せます。
ボトルネックが心配な人やより長く使用したい人は、最新のCPUを搭載したモデルを選びましょう。
とにかく安くRX7700XT搭載PCが欲しい人におすすめ!
Radeon RX7700XTの性能とベンチマーク
Radeon RX7700XTの性能とベンチマークを紹介します。
基本性能
Radeon RX7700XTの性能を表でまとめると以下のようになります。
参考のため、先代のRX6700XTと上位モデルのRX6800XTで比較。
項目 | Radeon RX7700XT | Radeon RX6700XT | Radeon RX6800XT |
アーキテクチャ | RDNA3 | RDNA2 | RDNA2 |
製造プロセス | 5nm GCD + 6nm MCD | 7nm | 7nm |
シェーダーユニット数 | 3,456基 | 2560基 | 4068基 |
Ray Accelerator | 54基 | 72基 | 72基 |
AI Accelerator | 108基 | – | – |
動作クロック | 2,171MHz | 2,424MHz | 2,015MHz |
ブーストクロック | 2,544MHz | 2,581MHz | 2,250MHz |
メモリ容量 | 12GB (GDDR6) | 12GB (GDDR6) | 16GB (GDDR6) |
メモリ帯域幅 | 432GB/s | 384GB/s | 512GB/s |
PCI Express | PCIe 4.0 x16 | PCIe 4.0 x16 | PCIe 4.0 x16 |
消費電力 (TBP) | 245W | 230W | 300W |
価格 | 約80,000円 | 約70,000円 | 約130,000円 |
Radeon RX7700XTは、最新RDNA3アーキテクチャを採用したミドルハイエンドGPUです。
主にWQHD環境でのゲームプレイに最適。
前モデルRX6700XTよりも35%性能が上がり、RT6800XTよりも約20%性能ダウンといったところ。
動作クロックはRX6800XTよりも高く、消費電力はRX6800XTよりも低い性能です。
価格は約80000円前後となり、価格が下がったRX6700XTを狙うならRX7700XTの方がコスパが良いです。
コスパが良いグラボです
ベンチマーク
Radeon RX7700XTの主なベンチマークを紹介します。
3DMARKのDirectX12を用いたTime Spy(標準)では16,000を超えるスコア。
レイトレーシング用テストPort Royalでは10,000を切るスコアでしたが、RX6700XTが6,300というスコアのため、レイトレーシング性能が格段に上がりました。
DirectX11の定番ベンチマークFire Strikeでは37,000オーバーで、RTX4060Tiを圧倒するスコアでした。
次世代ゲームも難なく遊べるスペックです!
RTX4070との比較
Radeon RX7700と同じ性能をもつRTX4070と比較します。
比較するのは性能とゲームごとのベンチマークです。
性能面で比較
項目 | Radeon RX7700XT | RTX4070 |
アーキテクチャ | RDNA3 | Ada Lovelace |
製造プロセス | 5nm GCD + 6nm MCD | 5nm |
シェーダーユニット数 | 3,456基 | 5,888基 |
Ray Accelerator | 54基 | 46基 |
AI Accelerator | 108基 | – |
動作クロック | 2,171MHz | 1,920MHz |
ブーストクロック | 2,544MHz | 2,475MHz |
メモリ容量 | 12GB (GDDR6) | 12GB (GDDR6) |
メモリ帯域幅 | 432GB/s | 504GB/s |
PCI Express | PCIe 4.0 x16 | PCIe 4.0 x16 |
消費電力 (TBP) | 245W | 200W |
価格 | 約80,000円 | 約70,000円 |
RX7700XTはRTX4070と比べ、シェーダユニット数が低いですが、クロック速度が高いです。
RX7700XTはRay Acceleratorが2世代に更新、AI Acceleratorといった新機能が搭載され、AI処理の速度が速くなりました。
アーマードコア6

フルHD高画質 | WQHD高画質 | 4K高画質 | |
RX7700XT | 114fps | 90fps | 55fps |
RTX4070 | 119fps | 118fps | 68fps |
人気ゲームのアーマードコア6では両社とも同等のフレームレート。
両社ともWQHD環境に最適化されており、若干RTX4070の方が高い数値が出ています。
この差で価格差が約20,000円と考えると、RX7700XTの方がお得感があります。
価格も参考にして決めましょう!
サイバーパンク2077

人気タイトルのサイバーパンク2077で測定しました。
フルHD高画質 | WQHD高画質 | 4K高画質 | |
RX7700XT | 99fps | 61fps | 24fps |
RTX4070 | 99fps | 71fps | 31fps |
サイバーパンク2077ではフルHDなら同等、WQHD・4KではRTX4070の方が10fps高い数値ですが同じとみて良いでしょう。
次に中画質、レイトレーシングオンで共にアップスケーリング機能を使用した場合と使用しない場合の上昇値を測定します。
フルHD中画質 | WQHD中画質 | 4K中画質 | |
RX7700XT | 42fps / 60fps(FRS)+30% | 28fps / 41fps(FRS)+30% | 11fps / 20fps(FRS)+80% |
RTX4070 | 64fps / 71fps(DLSS)+10% | 42fps / 56fps(DLSS)+20% | 14fps / 27fps(DLSS)+80% |
両社のアップスケーリング機能(FRS・DLSS)においてはRX7700の方がフレームレート上昇率30%と高い数値でした。
しかしRTX4070の方がフレームレートは全体的に上なので、RT機能を使用して遊びたい人はRTX4070がおすすめです。
Forza Hrizon5

人気レースゲームのForza Hrizon5で測定。
フルHD高画質 | WQHD高画質 | 4K高画質 | |
RX7700XT | 138ps / 143fps(FRS) | 104fps / 117fps(FRS) | 67fps / 75fps(FRS) |
RTX4070 | 163fps / 178fps(DLSS) | 121fps / 138fps(DLSS) | 72fps / 86fps(DLSS) |
どの環境でもRTX4070の方が高い数値でした。
RX7700XTでも快適にプレイできる性能があり、4Kでも60fps以上出せるので遊ぶには問題ありません。
とはいえRTX4070の方が高いフレームレートを出せるため、フレームレートにこだわりたい人はRTX4070を選びましょう。
Hogwarts Legacy

ホグワーツを舞台とするオープンワールドRPG「Hogwarts Legacy」で測定。
レイトレーシングなしで測定。
フルHD高画質 | WQHD高画質 | 4K高画質 | |
RX7700XT | 93fps / 98fps(FRS) | 67fps / 90fps(FRS) | 35fps / 55fps(FRS) |
RTX4070 | 90fps / 92fps(DLSS) | 67fps / 90fps(DLSS) | 38fps / 64fps(DLSS) |
レイトレーシングを使用しない環境では、両社とも同じくらいのフレームレートでした。
4K高画質環境になると、アップスケーリング機能使用時にRTX4070が60fps以上出せます。
RX7700XTもFRSを使えば4Kでも遊べないことはありませんが、快適さを求めるならWQHDまでがよさそうです。
次はレイトレーシング機能を使用した環境で測定。
フルHD高画質 | WQHD高画質 | 4K高画質 | |
RX7700XT | 43fps / 56fps(FRS) | 30fps / 46fps(FRS) | 3fps / 26fps(FRS) |
RTX4070 | 57fps / 58fps(DLSS) | 45fps / 51fps(DLSS) | 26fps / 44fps(DLSS) |
レイトレーシングを使用すると、どの環境でも60fpsを下回る数値でした。
DLSSを使用することでWQHDなら遊べるかな?といったところ。
RX7700XTでレイトレーシングオンで遊びたい人はフルHDで画質を落とした方が良さそうです。
レイトレーシングで快適さを求めるならRTX4070を検討しましょう
Starfield
宇宙が舞台のStarfieldで測定。

フルHD高画質 | WQHD高画質 | 4K高画質 | |
RX7700XT | 61fps / 59fps(FRS) | 50fps / 48fps(FRS) | 36fps / 31fps(FRS) |
RTX4070 | 67fps / 73fps(DLSS) | 56fps / 64fps(DLSS) | 37fps / 46fps(DLSS) |
アップスケーリング機能を使用するとRX7700XTはフレームレートがダウン。
対するRTX4070はWQHD環境までなら60fpsを超える数値でした。
RX7700XTはリリースして日が浅いため、ドライバが対応していない可能性もあります。
今後に期待しましょう。
現状ならRTX4070ですが、今後のアプデを期待しましょう!
Radeon RX7700XTのよくある質問
Radeon RX7700XTのよくある質問に答えます。
RX7700XTの単体価格は?
2023年10月現在の平均金額として75,000円から100,000円前後です。
最安値はSAPHIREで75,556円。
2連ファンの省スペースモデルのためケースを選びません。
最も高いメーカーはASUS(TUF Gaming)で100,367円でした。
3連ファンを採用、冷却性に優れたグラボです。
人気が高いメーカーはPower Colorで88,686円です。
人気のRED DEVILシリーズで超高速のクロックを誇ります。
RTX4070とどっちを買うべき?
RX7700XTとRTX4070はお互い近い性能があります。
フルHDやWQHD環境であれば、価格の安いRX7700XTがコスパ良く感じます。
しかし、レイトレーシングでゲームを遊びたい人はRTX4070がおすすめ。
GeForceのRTXシリーズはレイトレーシング性能が高いため、Radeonよりも快適にゲームを楽しめます。
レイトレーシングを使用しないならRX7700XTの方が高いフレームレートを出せるゲームもあります!
自作で組む際におすすめのCPUは?
自作でPCを組む際にRX7700XTにおすすめのCPUは、IntelならCore i7 14700Kがおすすめです 。
AMDならRyzen7 7700Xを推奨します。
上記CPUならRX7700XTの性能をほぼ引き出せます。
価格を抑えたいならIntelならCore i5 14600Kがバランスが良くおすすめです。
AMDならRyzen5 7600X がコスパが良くて性能も高いため人気があります。
これ以上グレードを上げるとオーバースペックになり、グレードを下げるとボトルネックになりますので注意してください。
さらにコストを下げたいならひとつ世代を下げるとより安くなります
Radeon RX7700XT搭載のゲーミングPCまとめ
本記事ではRadeon RX7700XT搭載のおすすめゲーミングPCと性能やベンチマークについて紹介しました。
RX7700XTは100,000円を切る価格でミドルハイ性能があるので、コスパが良いグラボ。
ライバルのRTX4070と同等の性能があり、タイトルによってはRX7700XTの方が高いフレームレートで遊べます。
残念ながらレイトレーシング性能はRTX4070よりも低いですが、フルHD・WQHD環境でよくゲームを遊ぶ人はコスパが良いRX7700XTを検討してみてください。
また、当ブログでは子供におすすめのゲーミングPCについても詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
